AI Agents2026-08-28WIRED AI

OpenAI、Codexに「永続エージェント」機能を開発中

OpenAIは、AIエージェントの運用方法を根本から変える可能性がある新機能を、コーディング支援システム「Codex」向けに開発している。WIREDが確認したコードによると、同社は「永続エージェント」機能を構築中で、これによりCodexはユーザーから明示的に「スリープ」状態にされるまで、タスクを自律的に継続して処理できるようになる。これは、ユーザーからのプロンプトがあった時だけ動作する現在のモデルからの大きな転換点となる。 このコンセプトは単純だが強力だ。ユーザーがCodexにコードの一部を書いて結果を待つのではなく、「認証モジュール全体をリファクタリングする」といった大きな目標を割り当てると、Codexはタスクが完了するまで、意思決定、コード作成、テスト実行、問題修正を自律的に行う。エージェントは、ユーザーが停止を指示するか、タスクが完了したと判断するまで動作し続ける。 この永続エージェント機能は、AIシステムの真の自律性への動きを示している。これは、すべての動作にトリガーが必要だった、これまでのAI開発を支配してきた反応型パラダイムからの脱却だ。永続性により、AIエージェントは長期にわたるプロジェクトの管理、システムの監視、変化へのリアルタイム対応を、人間の介入なしに行うことができる。 ソフトウェア開発への影響は計り知れない。開発者は機能セット全体をCodexに委任し、より高度なアーキテクチャと設計に集中できるようになる。企業にとっては、開発サイクルの短縮とコスト削減を意味する可能性がある。しかし同時に、監督に関する疑問も生じる。AIエージェントが自律的に動作している場合、その過ちの責任は誰にあるのか? 長期間にわたり、ユーザーの意図に沿った動作をどのように保証するのか? OpenAIはこの機能を公式に発表しておらず、リリース時期も不明だ。しかし、コードのレビューは、同社がエージェント型AIの限界を押し広げることに本気であることを示唆している。永続的なCodexは、単なるツールではなく、同僚のような存在になるだろう。あなたが眠っている間に働くAIエージェントの時代は、思ったよりも近づいている。

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