AI Policy2026-08-23
The Verge
LinkedInの「AIスラップ」ボタン、100万回クリックされる
LinkedInは、7月30日に開始した「AIスラップ」ボタンが、これまでに100万回以上クリックされたことを発表しました。このボタンは、各投稿の三点リーダーメニューからアクセスでき、ユーザーがAIによって生成されたと考えるコンテンツを報告するためのものです。
この高い利用率は、プラットフォーム上のAI生成コンテンツの品質と信頼性に対するユーザーの懸念が高まっていることを示唆しています。LinkedInは他のソーシャルネットワークと同様に、ありきたりなモチベーション系の名言や定型化されたキャリアアドバイスなど、エンゲージメントを目的としたAI作成の投稿が急増しています。
「AIスラップ」ボタンは、ユーザーにこの傾向に対抗する手段を提供します。十分な数のユーザーが投稿を報告すると、LinkedInはそれを審査し、可視性を下げたり、完全に削除したりする可能性があります。このクラウドソーシングによるコンテンツモデレーションは、コミュニティに力を与える一方で、誤検知や、AI支援による作成と完全なAI生成を区別することの難しさといった問題も提起します。
一部のユーザーは、現在では多くの正当な投稿がAI支援で書かれており、「スラップ」と「高品質」の境界線が曖昧になっていると指摘します。また、プラットフォームのコンテンツ品質低下に対抗するために必要なツールだと主張する人もいます。
いずれにせよ、100万回のクリックは、これがLinkedInユーザーにとって実際の問題であることを示しています。プラットフォームは、モデレーションアルゴリズムとポリシーを改良し、執筆支援としてAIを使用するクリエイターを不当に罰することなく、このボタンが効果的に使用されるようにする必要があります。